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1/8GPオフロード、1/10EPオフロード等に関する、便利な情報などのブログです。
ベルト車のデフ保護
外ラジシーズンなので、便利ネタを1つ。
ベルト車のデフ保護に、ドーナツ状のプロテクトシールを使う方法があり、けっこう効果がありますが、オフロードではどうしても真中から少しずつ土が入っていきます。
デフプロテクトシール


omiさんからいただいたBCのデフには、更に進化した方法がとられています。
ノーマルデフはこんなですが、
ノーマルボールデフ


omiさん加工品はこちら。
デフカップに、リング状に加工した硬質フエルトを接着してあり、ダストが入らないようになっています。
デフルーブを多めに入れるのがコツみたいです。
ダスト防止ボールデフ



リポモニターver.2の使用例
これ何?と時々聞かれる部品ですが、自作のリポモニター小型版です。ほぼ指先サイズになります。
本当はGPカーの受信機バッテリーのモニターに使おうとしていたのですが、そちらはLiFeにしたのでEPに載せました。
今は余裕をみて7.3Vで赤く点灯させています。ここから数週走ってやめればちょうどいい感じです。
リポモニター


搭載場所は、アッパーデッキの上です。
ボディを被せてもよく見えます。
サイバー10Bのメカレイアウト

以前、希望者に配布していましたが、今は製作をstopしています。
温度や振動で調整がずれないようにしたいと考えており、そのうち、調整を固定にしたバージョンを作ろうかと思っています。
音を出すのもいいかもしれませんね。


【関連記事】
2009/04/27 リポモニターVer2の製作
2009/03/26 LiPoモニターの搭載場所
2009/01/22 LiPoモニターの製作

スペシャルツール
先日のシンタニレースで拝見した珍しい物。
これは力を入れ過ぎて、曲がってしまったレンチ・・・
スペシャルレンチ



と思ったら、違いました。

チームあざらしさんで製作された、D4やB44用のモーターのネジを締めるスペシャルツールでした。
SST(特殊工具)を自作するというのは、職人ぽくでいいですね。

ちなみに同様の工具は、工房尾身ブランドから発売されていましたよ。
http://6820.teacup.com/rcrally/shop/01_01_02/omi001/


タイヤバランサー
振動が激しいタイヤがあったので、タイヤバランスを取ってみました。
勢いで2台分・8本一気に作業しましたが、かなりの時間がかかりました・・・
マッチモアのタイヤバランサー


このマッチモアのタイヤバランサーは、シャフトを磁石で保持する方式のため、一方がフローティング状態になります。
とても抵抗が少なくて、いつまでも回ります。
マッチモアのタイヤバランサー


【送料無料】マッチモアレーシング MM-WBB マルチホイールバランサー ブルー


バランスウエイトは釣具用のシート状の鉛重りと、プラ板を使い分けています。
タイヤによって、バランスウエイトの量に随分と差が出ます。
おそらくスリックタイヤにする時の、削り具合の偏りがあると、バランスがずれやすいのかもしれません。
マッチモアのタイヤバランサー


回転時の振動が無くなって、気分がいいです。
4/24のレースで使いましたが、多少効果はあったのかな?


スリッパーのメンテ方法
時々聞かれるので、記事に書いてみました。

しばらく使っていると、スリッパーパッドがテカってきます。
こうなってくると効きが安定しなくなり、ジャンプが合わせにくくなります。
また、滑るからといってネジをどんどん締めこんでいって全締めになり、ベアリングやギアボックスを壊してしまう事もまれにあるようです。
スリッパー


スリッパーパッドを復活させるには、カッターの刃を10mm位出して、表面を平行に削るのが定番の方法みたいです。
私の場合は、200~400番程度のサンドペーパーで表面を荒らしています。この方が早いので。
長く使っていると、パッドが薄くなっていくので、たまには交換しましょう(^^;)
スリッパー


スリッパープレートにこびり付きがある場合は、こちらもサンドペーパーやナイロンヤスリでこすった方がいいようです。
いい方法かは分かりませんが、放射状に深い傷を付けている人を見た事があります。
スリッパープレート


走らせ方や駆動方式にもよりますが、10~20パック以内にはメンテした方がいいと思います。
私の場合はだいたい、デフのメンテ時か、モーターを外したついでに行っています。


リポを満充電させない技
満充電直後のリポは、電圧が少し下がるまでパンチがありますが、これを嫌って、8V以下でいつも充電を打ち切っています。

屋外の大きなコースでは、スタートダッシュに有利かもしれませんが、シンタニサーキットでは、1コーナーでハイサイドして飛んでいってしまいますので・・・
それに満充電しない事によって、寿命も延びるらしいです(電流が下がり始めたあたりで止めればOK)


最近は手動カットに加えて、リチウムイオン(3.6V)モードで充電しています。
これだと充電をカットし忘れても、8.2Vで終了します。

MULTIPLEXの充電器は、リポモードでは8.44Vを終了としているので、8.2Vで終わる方がバッテリーに優しそうです。
リチウムイオンモード


ABCホビーの充電器では、3.6V/cell設定にするので、7.2Vと表示されます。
LiFePO4エキスパートチャージャー


LRPヒートシンクの改良
LRPのアンプ、スフィア・SPX系のヒートシンクは、フィンの根元が太いデザインになっています。
自然空冷の場合は、根元が太い方が熱効率がよく、バイクや模型のエンジンフィンはたいていそうなっています。
ところがファンを載せて強制空冷する場合には、あまりよくないようなのです。
LRPのヒートシンク


PCのCPUクーラーのメーカーの技術文書を読むと、強制空冷の場合、ヒートシンク全体の底面積から、フィンの底面積を引いた残りが、70~85%が実用上使用されるヒートシンク形状なのだそうです。
このLRPの物だと50%を切っていますね。

omiさんのブログでも以前にレポートされていた、同様の改造をしてみます。
http://blogs.yahoo.co.jp/koubouomi/archive/2008/01/11


ヤスリやリューターで削ってフィンの根元まで風が通りやすくしました。
よく冷えています!
加工後


フィンをもう少し薄くしたり、フィンを横切る方向にスリットを入れるのも、いいかもしれません。
理想をいえば、自然空冷用と強制空冷用の、2種類のヒートシンクを用意してもらうといいんでしょうけどね。

QTEQのデフリングトゥルアー
スムーズで滑りにくいデフを作る事ができるという、QTEQのデフリングトゥルアーを導入してみました。
デフリングトゥルアー


耐水ペーパーでは力の入れ加減が難しく、均一に磨くのは困難なものでしたが、この装置はペン型の器具をぐるぐる回すだけで、誰でも上手に作業できるという優れ物です。
磨き作業


アソシB4のデフリングの場合は、外から3番目のネジ穴が適合しました。
アソシのデフリング

ネジ穴の位置


新品のデフリングの場合は、一度組んで、ぐりぐり回して、デフリングに溝を少し付けてから磨くように指示されています。
だいたい赤で500回、緑で400回、黄で400回磨いて完成しましたが、新品のデフリングでも歪んでいたり反っていたりと個体差がずいぶんあり、平面を出すのにもっと時間がかかる物もありました。

JG7AMD工房に書かれていましたが、裏技として、デフリングホルダーとドライブペンのみ使い、通常の耐水サンドペーパーの400~600番を大きなまま使って水研ぎし、初期の面出しをしてからデフリングトゥルアーで作業をすると、時間短縮になると開発者からの返答があったそうです。


右が磨いた物
鏡面の中にある、かすかな磨き跡が、デフグリスの馴染みやすさと滑りにくさを生み出しているそうです。
磨いた結果


新品のデフボールに換えて組んでみましたが、とてもスムーズな動きをしてくれています。


リポバッテリーの保温
ホーマックで買った1000円の「電気あんか」で、バッテリーを保温しています。
北海道新聞の折りこみチラシを見ると、安い電気屋さんでは390円から買えちゃうようですね。
(K'sデンキかヤマダ電機のどちらかだったと思います)
リポをあんかで保温


リポは低温状態では非活性化してしまい、かなりパワーダウンするし、そのまま使うと負担もかかるので、充放電時には30℃前後になるようにしています。

最近は室内コースでも床が冷たいので、車に載せたまま置いておくと、かなり冷えてしまいますから、気を付けた方がいいかもしれません。
放電力が30Cよりも低いリポだと、低温のせいで急加速時の電圧ドロップが大きくなり、それが原因のノーコンもあるかもしれません。

海外のスプリングチャート
PetitRC.comで、スプリングチャートが公開されています。
他にもいくつか見つけましたが、ここのが一番充実していました。
URLはこちらで、Office2007形式だそうです。
http://www.petitrc.com/reglages/UniversalSpringChart.htm
トレストイのサイトのPDFに比べて、多くのメーカーのスプリングレートが表になっています。

デュランゴ、シュマッカー、アソシ、ロッシ、ホットボディーズ、ヨコモ、京商、タミヤ、アカデミー
すごいデータ量ですね。

※ちなみに、16行目のスプリングは、Buggy Rearの間違いと思われます。



バギーのフロント用とリア用が一緒になっていたので、編集して別々の表にしてみました。
編集できないようにパスワードがかかっていますが、Office2000であれば、シート単位のコピー(Aと1の間のボタン)を使えば、新しいシートに複写できるので、これで編集できます。
スプリングチャート

検索しやすいように、メーカー名に色を付けて、カラープリンターで印刷しています。


シリコンオイルの換算表もありましたよ。これでメーカーが違っても硬さの変換が可能かもですね。
オイルチャート